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更新日2020年11月05日

用語辞典

樹脂営業部 用語辞典

帯電防止剤 プラスチック製品の表面抵抗率を低下させ,静電気の発生を防止するために成形材料に加えたり,あるいは製品表面に塗布する物質である。

塗布による帯電防止法は手軽に実施できるため広く用いられるが,摩擦や水洗により効果が失われやすい。これに対して内部練込み法は効果が永続する。

現在使用されている帯電防止剤には各種界面活性剤,多価アルコール(1分子内にOH基を二つ以上有するもの),カーボンなどがあるが,このうちカチオン(陽イオン)活性剤が最も多く使用されている。
着色剤 成形品や塗膜に一定の色彩を与えるために用いる染料及び顔料の総称である。
ドライカラー 着色に当り,加工現場においてナチュラルぺレットに直接,着色することを意図した粉末着色剤のこと。顔料粒子をいろいろの表面処理剤で処理し,更に分散助剤を加えて微粒子状に粉砕したもの。

ポリエチレン,ポリプロピレン,硬質塩化ビニル樹脂,ポリスチレンなどの熱可塑性プラスチックの着色に使用される。安価であるが,顔料を可塑剤のような有機液体中に分散させたペースト状着色剤(トナーカラー)に比べて,飛散性がある。

ドライカラーのナチュラルペレットに対する配合単位量は,通常,被着色ペレット50kgに対し,ドライカラーの小袋1袋を配合するように管理されている。
結晶性ポリマー 高分子には,分子が規則的に配列しやすいものと配列しにくいものがあり,前者を“結晶性高分子”後者を“無定形高分子”又は”非結晶性(非晶性)ポリマー”と呼ぶ。

ポリエチレン,ポリプロピレンなどは代表的な結晶性高分子であり,他にポリアミド(ナイロン),ポリデセタール,ポリ塩化ビニリデン,ポリ四ふっ化エチレン,線状ポリエステル(PET)がこれに属し,ポリスチレンは非晶性高分子で,ポリ塩化ビニルや酢酸セルロースなどは,非晶性のうちでもやや結晶性に近い高分子である。結晶性高分子が一次転移点(融点)と二次転移点(ガラス転移点)をもつのに対し,非晶性高分子に二次転移点のみを示す。
酸化防止剤 安定剤の一種になる。プラスチックあるいはゴムは,加工時及び自動酸化機構によって劣化することが多いので,酸化防止剤を添加して活性な遊離ラジカルを捕捉し,安定化させる必要がある。酸化防止剤として有用な多くの物資があるが,構造上からフェノール誘導体(BHT等)及びホスファイト類〈リン系〉,芳香族アミン系に分類される。
重合 ある化合物(単量体)の分子2個以上が結合して,より大きい分子量をもつ化合物(重合体)を生成すること。
難燃剤 プラスチックに難燃性を付与若くは改良する目的で添加混入したり,又は表面塗布する薬品類である。

よく使われるものにハロゲン化炭化水素(塩素化パラフィン,四臭化エチレンなど),りん酸エステル類(トリクレジルホスフェートなど)酸化アンチモンがある。
熱可塑性樹脂 概して固体状の合成線状高分子物質で,加熱により溶融し,冷却すると元の固体に戻る性質(熱可塑性,化学変化は伴わない)を示す樹脂のことで,溶融性や熱可塑性を利用して容易に成形することができる。(そのために繰返し使用が可能で,再生利用ができる。)
熱硬化性樹脂 低分子量で液体,粘桐なペースト又は低融点の固体が硬化することにより不溶,不融性の三次元高分子になるもの。成形に当っては,低分子量の樹脂を硬化させると同時に成形する方法を採る。(必ずしも加熱を必要とするとは限らない)したがって,硬化して永久に不融,不溶性となる合成樹脂である。
非晶性ポリマー ポリマーの中の分子の形状,分子相互の配列が,全く無秩序であるような状態を“非晶性高分子”又は”無定形高分子”という。
ポリマーアロイ ポリマーの場合,2種類以上のものを混合して作ったものをいい,ポリマープレンドと同意語であるが,ポリマーを単純に混ぜたのではなく,相溶化の工夫や化学的な結合を配慮したファイン化の複合材料である。
マスターバッチ 成形するプラスチックと同種の材料に添加物を高濃度に配合したもので,着色剤の配合方法としてよく用いられる。
モノマーとポリマー ポリマーは元来は”重合体”という意味であるが,一般のプラスチック書では高分子物質,プラスチックあるいは合成樹脂などの言葉の代わりに使われている。
ISO 国際標準化機構(International Orgnization for Standardization)の略称である。試験法の国際的な統一を目標にして作られ, JISやASTMにも採り入れられている。
ASTM アメリカ材料試験協会の略称。各種材料・研究を行いここで判定している。ASTM規格は,世界的に権威あるものとして基準とされている。我が国でもJIS (日本工業規格)のないものはASTM規格が基準として使用される場合が多い。
JIS 日本工業規格の略称で,日本工業標準調査会が審議している国家規格である。JISは鉱工業の種類別に分類され,アルファベットによって表示されている。例えば, JIS K 6911の“K”は化学工業に関するJISであり,プラスチック関係のJISは大部分この中に含まれる。
ブリード 添加剤や着色されたプラスチックの色が,それに接する物体の表面に移ることをいい,プラスチック中にその着色材を溶かしやすい可塑剤,滑剤などがあるときはこの傾向が助長されやすい。
ブルーイング 透明プラスチック材料の黄色味を消すためにブルーイング剤を添加して青味付けを行うことを言う。